滝田洋二郎監督 タイが舞台の超絶面白い邦画「熱帯楽園倶楽部」ロケ地解説 風間杜夫 清水美沙 萩原聖人 白竜 岸部一徳
こんにちは、ねこがみです(=^・^=)
今日は在タイ21年のねこがみが人生で最も影響を受けたタイが舞台の映画を紹介しちゃうよ。
ズバリ1つしかないのですぐ言っちゃいます!
はい、それではお待たせしましたー!
タイが舞台のねこがみ史上最高傑作映画はこれだ!
「熱帯楽園倶楽部」
ストーリー ☆☆☆☆☆
ユーモア度 ☆☆☆☆☆
キャスト ☆☆☆☆☆
音楽 ☆☆☆
「熱帯楽園倶楽部」は 1994年に制作された映画なのでけっこう時が経つのですが、いやー今観ても笑えるし全く色褪せませんなあ
ねこがみは当然この映画のDVDも保有していますが、おそらくトータルで50回以上はリピートしているのではないでしょうか。
簡単にストーリーを紹介しちゃいますと
- 主演は風間杜夫さんが演じるタイ人詐欺師のジョイさん(笑)
- お客のパスポートをなくしてタイで日本人ガイドを首になった女性(清水美沙)
この3人がひょんなことからバンコクで出会い→バンコクで生きていくことを決意するんですが、生活のために3人が思いついた詐欺アイデアがことごとく失敗してしまい(笑)、怒り狂った日本のヤクザ(白竜)やタイマフィアに同時に追いかけられつつもなんやかんやで成長していく笑いあり、アクションあり、ラブストーリーありの青春詐欺コメディーなんです(笑)
そもそも青春詐欺コメディーなんていうジャンルってなかなかないですし、もしかしたらこの「熱帯楽園倶楽部」だけの称号なのかもしれませんね。
ストーリーの途中にはタイの王宮やワニ園、ワットプラケオ(エメラルド寺院)といった世界的に有名なタイの観光名所がじゃんじゃん出てくるんですが
例えば王宮に関しては、ジョイさんがガイド役に扮する詐欺リムジンサービスをドンムアン空港で会社からの送迎と勘違いして乗車した無垢な日本人サラリーマン(若かりし頃の岸部一徳)を怖いところに送る途中の風景として紹介されています
サラリーマン(岸部一徳)は明るくガイドしてくれるタイ人運転手=ジョイさんへの警戒心が次第に解けはじめ、しまいには車内で「おー!王宮?王宮!イッツグランドパレース!!」とか、「タイはベリーホット??エブリデイ?」とか、いかにも日本人サラリーマンが言いそうな陽気なセリフを吐きながらじわじわと目的の詐欺地(笑)まで連行されるシーンとかもう本当に爆笑ものなんです
ちなみに、途中ジョイさんのアジトとして登場する川沿いの家は電車市場や水上マーケットで有名なサムットソンクラーム県のアンパワー市がロケ地として使われています。なんでこんなマニアックな情報を知っているかというと、なんとこのロケ地はねこがみの嫁の実家のすぐ横だったのです!←すげー偶然=^_^=
間抜けヤクザ役の白竜さんもかなりの存在感があり、ジョイさん率いる3人をお金で雇ったタイ人マフィアと連携して追いかけるも、タイ語がわからないのですぐジョイさんの偽通訳に騙されてしまい、最終的にはタイ人マフィアからも愛想をつかされた挙句、タイの刑務所と紹介された(実際には養豚所)場所でタイ人署長から金を巻き上げられるという、もうわけがわからない二重三重の詐欺にひっかかりまくる役柄で、こんなユーモラスでかわいい感じの白竜さんは見たことがありません(笑)
清水美沙さんがバンコクチャオプラヤー沿いのオリエンタルホテルでヤクザと対面し、「お名前は?」と聞かれて
「み、都はるみです!」
と啖呵を切るシーンも大好きですし、萩原聖人さんも終始どくとくの間が悪い大学生を演じ切り、特に最後タイ人マフィアと大博打して
「手を使わずに服を脱いでやる、どうだ賭けてみろバカやろー」
と言って自らの服に火をつけて地味に炎上して地味に消化されたシーンは伝説です。
はい、そしてこんな超名作を世に送り出した監督は『天地明察』『おくりびと』『僕らはみんな生きている』でも有名な滝田洋二郎さんです。
邦画に一番力があった時代の最高傑作ですね。
もしタイに関わる方で、この映画をまだ観たことがないという人はこの機会に是非ご視聴してみてください。
熱帯楽園倶楽部を視聴
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ちなみにこの熱帯楽園倶楽部ですが、ねこがみは親しい知人友人には過去何十人にもおススメしてきていますが、まず全員が「最高だった!」と言ってくれています(=^・^=)
ストーリー ☆☆☆☆☆
ユーモア度 ☆☆☆☆☆
キャスト ☆☆☆☆☆
音楽 ☆☆☆
この映画をこれから初めて観れる人がうらやましい=^_^=